宝塚月組公演『RYOFU』を予習してみよう!
こちらは宝塚公演の予習記事です。
この記事は歴史の知識が壊滅的に乏しい筆者が宝塚公演を楽しむために歴史的背景などをまとめたものです。
一部ネタバレになる可能性がありますので、気になる方はそっと閉じてください。
個人的な想いなどはnoteにまとめていますのでよろしければご覧ください。
次回月組公演は『RYOFU』です。
三国志の登場人物の呂布をテーマとした物語です。
三国志は登場人物が多く裏切りや寝返りで敵味方の関係が理解しにくいです。そのため歴史に苦手意識があると、少々とっつきにくい分野かと思います。
今回は特に歴史に苦手意識のある筆者が『RYOFU』に向けて三国志の呂布を予習した内容をまとめましたのでご覧ください。
Contents
宝塚月組公演『RYOFU』のあらすじ
次回宝塚月組公演『RYOFU』のあらすじを見ていきましょう。
時は189年。古代中国は并州(へいしゅう)にて、猛将・呂布が戦果を上げていた。并州を治める丁原に忠義を尽くす呂布だが、その狙いは并州の奪取。丁原の息子たちを葬り、娘の雪蓮を誘惑し、娘婿として并州の地と兵力を手に入れ、それを足がかりに天下を取ろうと目論んでいた──。
史上最強の武将と謳われた呂布奉先と、中国四大美人のひとりである貂蝉(チョウセン)との因果な愛憎を描く、血と愛と罪が華やかに燃え上がるピカレスクロマン!
これまで様々なかたちで描かれてきた古典・三国志演義を踏襲しながらも、オリジナリティ溢れる全く新しい呂布の物語としてケレン味たっぷりにお届け致します。宝塚歌劇団HPより
宝塚の作品は「フランス革命」「オーストリア宮廷」「近代ヨーロッパ」をテーマにしたものが主流で三国志がテーマとなることは珍しいです。
三国志は登場人物が多く、女性キャラが少ないことからこれまで難しい題材とされてきました。今回の『RYOFU』は挑戦的なテーマだと言えます。
宝塚月組公演『RYOFU』予習おすすめ本
宝塚月組公演『RYOFU』は三国志演義を踏襲した脚本となっています。
しかし、いきなり三国志演義を読み始めるのは、特に歴史が苦手な方には抵抗感が強い方もいらっしゃるでしょう。(私もそのひとりです)
そこでおススメなのが、『マンガ 三国志』です!
マンガなら登場人物の顔もはっきりと描き分けてあるので、ストーリーを視覚的に理解しやすいです。
初めて三国志に触れましたが、目まぐるしく変わる戦況に引き込まれて意外とサクサク読めました!
宝塚の予習にはKindle Unlimitedがとても使いやすいのでこちらも合わせてご覧ください。
呂布とはどのような人物か
それでは早速呂布の人物像を見ていきましょう。
- 名前:呂布(字〈あざな〉:奉先)
- 活躍時代:後漢末(2世紀末)
- 出身:并州(北方の軍事地域)
- 性格:最強の武将と評されるも、忠義に欠け信用は薄い。
武力に長けている
「人中の呂布、馬中の赤兎」
(人の中では呂布、馬の中では赤兎馬が最強)
と言われるほど、個人戦闘力は別格です。
三国志では
「最強の武将」として描かれる存在です。
感情型の性格
呂布は天下に名を残したい欲求が非常に強く、そのために猪突猛進で突き進みます。
怒るとすぐ行動する性格でもあり、後先を考えず主君を突然裏切るなど、感情優先の決断が多いです。
頭脳型の性格ではないため、長期的な計画や戦略を練る事を苦手としています。
忠義に欠け信用は薄い
呂布は自分を認めてくれる相手には恩義をは尽くそうとする一面もあるのですが、不満や不安で関係を壊し裏切り行為を行ってしまいます。
そのため信用は薄いです。
宝塚月組公演『RYOFU』時代背景
『RYOFU』の物語は、西暦189年前後の中国・後漢末期の世界をベースにしています。
まだ三国(魏・蜀・呉)は成立しておらず、しかし 皇帝の権威はすでに形骸化 し、
「力を持つ者が、勝手に天下を名乗り始める」そんな無法と野心の時代です。
- 忠義の基準の崩壊
- 武力が最大の価値
- 「武力」だけでは天下が取れない
皇帝に忠義を尽くしても意味がなく、主君も平気で裏切る混沌とした時代です。
法より剣が力を持ち武力・軍事力が最大の価値観となりました。
これこそ呂布がこの時代に活躍した所以です。
しかしながら、天下をとるためには武力だけでは足りず政治や人材運用の力が必要となります。
呂布が天下を取ることができなかったのはこの組織力のなさが原因となります。
忠義が崩壊した混沌とした時代に並外れた武力の力で天下を取ろうとしていたのが呂布です。
裏切り、武力など愚かにも見える行動ですが、この時代には必要とされていた能力なのかもしれませんね。
宝塚月組『RYOFU』キャスト
| 呂布 | 鳳月 杏 | 鬼神と謳われる武将。 |
|---|---|---|
| 雪蓮 | 天紫 珠李 | 丁原の娘。 |
| 董卓 | 風間 柚乃 | 暴君と称される政治家。 |
三国志は登場人物が多く、敵味方関係がややこしいです。
事前に人物相関図を見ておくことをお勧めします。
まとめ
今回は月組公演「RYOFU」についてまとめました。
- RYOFUは三国志がテーマの公演
- 予習には『マンガ 三国志』がおすすめ
- 呂布は最強の武将と評されるも、忠義に欠け信用は薄い
- 「RYOFU」は後漢の物語で武力や軍事力が最大の価値観であった


